ヴィース教会
2009年 08月 02日
今回のドイツ旅行で一番感動したのがヴィース教会(Wieskirche)。
ロマンティック街道のハイライトといえばノイシュヴァンシュタイン城ですが、
そこから車で30分。
ドイツ語でヴィースは草原や牧草地という意味なのですが、
ロマンティック街道を少しはずれたところ、
まさに牧草地の丘にぽつんと建っています。
外見はとってもシンプル。
何の変哲もありません。
でも中に入ってみると・・・・・
圧倒されるほどの華やかな美しさです。
それもそのはず、ヨーロッパでもっとも美しいロココ教会として
世界遺産にも認定されています。
その起源は、地元の農婦が持っていたキリスト像が
1738年夕拝中に、突然、救いの主が涙を流します。
続く日曜の早朝にも救いの主は涙を流します。
この「ヴィースの奇跡」は瞬く間に広まり、
小さな礼拝堂が建てたれました。
その後、この像にお祈りして難病がなおったという奇跡も加わり、
多くの人がこの救いの主の像を巡礼するようになったため、
より大きな教会が必要となり、この教会が完成しました。
本当に豪華な内装なのですが、そこは教会。
独特な静かな空気が流れていて、
静かで美しい非日常な空気感が漂っています。
また私が行ったときも、病気がなおったという
たくさんのお手紙を見ることができました。
時間にしてみれば短かったと思うのですが、
とてもゆっくりとした贅沢な時間をすごすことができました。
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by simprin
| 2009-08-02 10:21
| 旅