アヒルと鴨のコインロッカー
2010年 01月 11日
本と映画、どちらが好きですか?
と聞かれれば断然本。
本を読んでその映画を見るとイマイチに思うことが
よくあります。
残念ながら好きな本であればあるほどその傾向は強い。
井坂幸太郎さんはお気に入りの作家のひとり。
その中でもかなり上位なのが「アヒルと鴨のコインロッカー 」
あんまり感想を書くとネタバレしてしまうのですが、
井坂さん独特のクールな文章と、うーんとうなる結末。
悲しい物語なのに湿っぽくならないところが好きです。
そのDVDを見ました。
お話的に映像化が難しいと思われるこのお話。
いったいどんなふうに映像化するんだろう?
あんまり期待しないでみたのですが、
おもしろかったです。
作品の世界観がそのままでていて、
出演者の方もとってもいい。
ボブデュランの「風に吹かれて」が本よりもちょっと切ない気分に
させてくれました。
アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント 2008-01-25
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久しぶりに本も読み返してみようかな。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
東京創元社 2006-12-21
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by simprin
| 2010-01-11 11:17
| 本と映画